ソフトウェア制御のUSRPでマイクロ秒単位の送受信制御を行う

USRP N310, N320, N321で通電したら自動で電源オンをする

こんにちはドルフィンシステム福島です。

新型コロナウィルス蔓延を機に在宅勤務が広がり(現在は縮小?)ましたが、この経験で分かったのはリモート管理が出来る機器が少ないことです。いわゆる「PC」は早くからリモート管理需要があったので、vPROのような高度な管理プラットフォームが存在していますが、他の機器ではありません。

USRPにはリモート管理の概念はありませんが、工夫次第でリモート電源オンオフが可能になります。


USRPの電源スイッチ

USRPは電源スイッチがある機種とない機種があります。

物理的な電源スイッチがあるのはNI USRP-2954(X310), N3xx, X4xxなどで本体にACアダプタ接続後電源スイッチを押してUSRPの動作を開始させますが、USRP N200シリーズは電源スイッチがなく電源を接続したら通電しUSRPが動き出します。

USRPは電源スイッチがある機種が一般的ですが、弱点がひとつあります。

リモートで電源オンオフが出来ないことです。

例えば自宅からネットワーク経由で制御できるリモート電源をオンしても、物理的なスイッチを押さないとUSRPは起動しません。

電源スイッチのないN200シリーズの場合は通電したらUSRPが動き出すので、ネットワーク経由で制御できるリモート電源をオンオフすればUSRPの電源も合わせてオンオフできます。

USRP N3xxは、ACアダプタを通電したあとにスイッチを手動でオンにしないと起動しません。


ちなみにNI USRP-2954(X310)は、オルタネートのメカニカルスイッチなのでスイッチを押しっぱなしにしておけば、ACアダプタの通電で電源オンオフを制御できます。


USRP N3xxで通電時電源オンの有効にする

実は、USRP N3xxの場合は、通電したらUSRPを起動するという設定が可能です。

sshでN3xxにログインし、

eeprom-set-flags 0x1

を実行します。

USRPに搭載されているeepromに書込を行いますので、実行中に電源断はしないで下さい。


eepromの設定が終わったら、shutdown コマンドでシャットダウンします。

※ 電源ボタン長押しでもシャットダウンできますが、この場合は強制電源断になるのでN3xx上で動作しているLinuxが正常にシャットダウンされません。shutdownコマンドでシャットダウンをします

では通電します。



おっ
起動しました。


これでN3xxシリーズをリモートからオンオフすることが出来るようになりました。


USRP X4xxで通電時電源オンの有効にする

USRP X4xxでも通電時電源オンを設定することが可能です。

X4xxについては日を改めて動作確認したいと思います。


まとめ

N3xxシリーズはeepromを設定することで、通電時電源オンを実現できる


以上、ドルフィンシステム福島でした。







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