NI-USRP 21とLabVIEW 2018の組み合わせがおかしい?

USRP等の出荷予定(納期)の最新情報と教訓

こんにちはドルフィンシステム福島です。

今日、東京では雪が降っています。ついこの間までは20度を超える気温だったのですが、春は気温の変化が激しいですね。お体を気をつけ下さい。


さて、ここ2年ほど半導体需要の急増が続いていますが、この動きにSDR関連製品も無縁ではありません。

USRPやPXI関連のアクセサリも以前に比べ納期が大幅に伸びていて、昨年まではUSRP 2954も2週間程度で到着していたのですが、今では何ヶ月もかかります。

もうすぐ新しい期が始まりますが、ハードウェアを購入する予定がある場合、予算が使えるようになったらハード調達だけは直ぐに動き出す方がおすすめです。

また「注文したハードウェアが来てから開発に取りかかろう。」と考えていると、開発期間が全く足りない事態を招きます。「初めて使うハード」の場合は、慣れていなかったり予想外の展開が発生するので、出来るだけこなれたハードウェアで、慣れている人に開発を委託しましょう。

今回は、ドルフィンシステムが受発注して得た納期の情報や教訓をまとめて、お送りいたします。


見積書記載の出荷予定日

USRP等の部材を手配する際は、日本ナショナルインスツルメンツから見積書を取得します。この見積書の各項目に出荷予定日が記載されています。

ここで注意事項が4つ。





注意①

見積書記載の出荷予定日は「営業日」なので注意が必要です。

出荷予定日 40日とあったら一ヶ月とちょっとではなく2ヶ月です。


注意②

出荷予定日は、ナショナルインスツルメンツの工場(ハンガリー?)から出荷する予定日なので、到着まで+1週間は見ておきます。


注意③

出荷予定日はあくまでも予定です。早まることもあれば、遅くなることもあります。

見積書取得から日数が経過していたり、最新の出荷予定日を問い合わせる場合は、見積書記載のNI営業窓口にメールで問い合わせを行います。


注意④

見積書を取得して発注するまでの間に出荷予定日が伸びる場合があります。

発注するまで1ヶ月ほど間が空いたその隙に出荷予定日が伸びてしまうと悲劇です。実際に起こりましたので、本当に注意が必要です。


USRP関連の出荷予定日

ドルフィンシステムで最近取得したハードウェア見積を元に、だいたいの出荷予定日を以下にまとめました。


USRPは最短で4ヶ月は掛かるとみておくと良いでしょう。

万全を期すなら、6ヶ月を見ておいても良いと思います。

製品名出荷予定日到着予想
NI USRP-2954R65~70営業日受注後 約4ヶ月後
PCIe-MXI Express
インターフェースキット
65~70営業日受注後 約4ヶ月後
OctoClock-G (CDA-2990-G)65~70営業日受注後 約4ヶ月後
USRP B200mini-I65~70営業日受注後 約4ヶ月後


上表の「到着予想」は、出荷予定日に配送期間1週間を加え、1ヶ月あたりの営業日数を20日として計算したところ、3.6~3.85ヶ月となりましたので4ヶ月後としました。

例)
(65+7)/20=3.6
(70+7)/20=3.85 

※注意
あくまでも目安としてお考えください。この情報は日本ナショナルインスツルメンツの公式な出荷予定日はありません。正式な出荷予定日を知る場合は、日本ナショナルインスツルメンツのHPから見積書を取得してください。

https://www.ni.com/ja-jp.html


出荷予定日が伸びた例

弊社でNI USRP-2954Rを注文した際に、見積書を取得し発注するまでに出荷予定日が延びてしまった例です。


下表のように、出荷予定日が徐々に伸びています。


発注したときには最初の出荷予定日から20営業日(約1ヶ月)ほど伸びました。見積書を取得してから発注までの時間が掛かる場合は、要注意です。

見積書取得日出荷予定日
2021/10/0840~45営業日
2021/10/2540~45営業日
2021/11/0245~50営業日
2021/11/2260~65営業日

この件では望ましくない事態が発生したので、もっとこまめに最新の出荷予定日を確認し連絡を密にすべきだったと後悔しています。


ですが、発注後の出荷は予定通り進みました。


当初は86日(営業日ではなく実日数)で出荷予定でしたが、1日早まり85日で出荷されました。到着まで90日で到着しました。約3ヶ月ですね。

発注日2021/12/02
受注日2021/12/02
出荷予定日2022/02/27
出荷日2022/02/26
到着日2022/03/02


※営業日数計算は以下のサイトで行いました。

営業日数計算
https://keisan.casio.jp/exec/system/1251167854


PCIe - MXI Expressインタフェースキットの例

783487-01 PCIe - MXI Expressインタフェースキット、USRP RIO用


当初は56日で出荷予定でしたが、4日早まり52日で出荷されました。

到着まで57日で到着しました。約2ヶ月です。


発注日2022/01/24
受注日2022/01/24
出荷予定日2022/03/21
出荷日2022/03/17
到着日2022/03/23(予定)


OctoClockの例

784305-01 CDA-2990、8チャンネルクロック分配アクセサリ


当初は99日で出荷予定でしたが、89日早まり10日で出荷されました。

到着まで16日で到着しました。ものすごく早く到着し、約2週間です。

工場の在庫次第では早まることもあり得ます。が、期待しない方が良いでしょう。

発注日2022/02/28
受注日2022/03/01
出荷予定日2022/06/07
出荷日2022/03/10
到着日2022/03/16


まとめ

  • 今のところの目安として、USRPを注文して出荷されるまで約4ヶ月後かかる。
  • 本当の出荷予定日は日本NIから見積書を取得して確認する。
  • USRPの見積書を取得したら、出荷予定日を確認する。
  • 出荷予定日は営業日であり、日数ではないので注意。
  • 出荷予定日は、配送期間を含んでいないので、出荷予定日+1週間を見ておく。
  • 見積書を取得し発注するまでの間に出荷予定日が延びることがあるので注意。

「注文したハードウェアが来てから開発に取りかかろう。」と考えているとスケジュールが間に合わなくなる可能性があります。出来るだけ調達は早く動き、開発も早めにプランニングして動き出すことをおすすめします。

SDR開発は、様々なSDR機材を所有し、様々な失敗経験を有しているドルフィンシステムにお任せ下さい。

以上、ドルフィンシステム福島でした。



コメント