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今日はドルフィンシステム福島です。
この度ドルフィンシステムの福島と笹生がCQ出版社Interfaceの記事を執筆いたしました。
2023/01/25 発売号です。私の手元に少し早く到着しましたので、紹介します。
CQ出版社 Interface 2023年3月号
P.166
"MATLAB Coder 実践テクニック"
「MATLAB+ラズパイ+SDRで作るGNU Radio独自ブロック」
https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF202303.html
主な内容
P.166から6ページという少ないページ数で、GNU Radioで独自の処理を実装する独自ブロックの作り方を紹介しています。が、ページ数の都合で「こういうことも出来ますよ」的な紹介になってます。
Step 1 : GNU Radioの標準機能でソフトウェア無線機を動かす(RTLSDRで受信)
Step 2 : GNU Radioの独自ブロックを作成してみる(受信データの振幅を倍にする)
Step 3 : MATLAB Coderでコードを組み込む
GNU Radioのインストールや使い方などはバッサリ割愛しておりますので、別途GNU RadioやMATLABそのものの使い方は別途ネット上の情報や既刊のInterfaceを参照して頂く形です。
MATLAB CoderとGNU Radioについて
MATLAB Coderは、MATLABスクリプトをC言語のソースコードに変換するツールです。
とても便利ですが使いこなしにはノウハウが必要で、色々と苦労している笹生が執筆しています。
MATLABでスクリプトを開発し入念なシミュレーションを行ってから、MATLAB Coderで移植することで手戻りが少ない高効率な開発ができます。ただMATLABスクリプトを変換しただけでは組み込みには適さないソースコードが出力されたり、エラーが発生して変換できないことがあります。これらの問題を解決する方法を解説しています。
まとめ
Interface 2023年3月号の特集記事は、マイコンボードなどの組み込み機器上で動かすPython "MicroPython"で、出来る事が一通り掲載されていて、面白い記事です。
GNU RadioとMATLABやMicroPython等のキーワードにピンと来た方にお勧めです。
CQ出版社 Interface 2023年3月号
"MATLAB Coder 実践テクニック"
「MATLAB+ラズパイ+SDRで作るGNU Radio独自ブロック」
https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF202303.html
以上、ドルフィンシステム福島でした。
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