プチプチ専用の包装テープ「NO.335PE」の剥がれやすさを試す (2)

LabVIEW で高速にストレージに書き込む

先日の NI-8262 のストレージが動作したので、今日は LabVIEW でのパフォーマンス測定をします。

まずは RAID ストレージで実行する前に、RAID よりも高速な RAMDISK でテストして、LabVIEW の限界はどこなのか?を調べます。

RAMDISK でベンチマークして限界の値をみる

RAMDISK は、普段使用している Core i7 860? の PC 上に、2GB RAMDISK(VSuite) を作って、CrystalDiskMark でベンチを取りました。

clip_image001[6]

5GB/sec ??? えらい早さです。

ほんとか?

5GB * 8 = 40Gbps で書き込み・・・

少し確認。

Speccy で調べてみると、PC のメモリは DDR3 @ 665MHz = DDR3-1333 と言うことなので、

64bit / 8 * 665 = 5,320MB * 2 = 10,640 MB/sec = 10.39 GB/sec

という計算になる。(Wikipedia では 10.667GB/sec と表記)

メモリの帯域という意味では、5GB/sec は問題なさそう。

clip_image002[6]

ベンチマークをぐぐってみると他の人もこれくらいは出てるみたいなので、RAMDISK の実力としてはこの程度なのでしょう。

LabVIEW で RAMDISK に連続書き込みをしてみる

次は LabVIEW で RAMDISK に対して、データを連続書き込みをして、転送レートを測定します。

作った測定用 VI はこれ。書き込むデータ配列を用意しておいて「停止」ボタンが押されるまで、ずーっと書き続けるという物。

開始時と終了時の Ticks から合計時間を取得し、ファイルサイズから転送データ量を取得して転送レートを計算します。

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そしてベンチマークの結果は 388MB/sec 。

clip_image004[6]

うーむ。

Crystal Diskmark と比べてはいけないが 1/10 程度の速度しか出てないぞ。

1回のループで 4MB や 40MB を書いているのが行けないのか。

ん、そうか。

RAMDISK は 5GB/sec でデータを吸い込んでいくわけだから、送り出し側も 5GB/sec でデータを送ってやらないかんと言うことか。

と言うわけで続く。


以上、ドルフィンシステム福島でした。

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