プチプチ専用の包装テープ「NO.335PE」の剥がれやすさを試す (2)

入力環境を改善する試み

今日は入出力デバイスのお話です。
入出力デバイスと言ってもいわゆるADC等のデバイスではなくってキーボードとかマウスとかの、ヒューマンインターフェイスのお話になります。では一体どういう話なのかと申しますと。
私は普段コーディングをしている事が多くて、朝から晩までしていると非常に肩は凝りますし、目も疲れます。
そこで快適な入力環境を求めるため 10年以上模索を続けていて、キーボードやマウス・トラックボールの類はいっぱい購入し、失敗を続けてきました。
しかしここ数年は Lenovo ThinkPlus USB トラベルキーボード (ウルトラナビ付き)Lenovo USB トラックポイントキーボードが発売され、"トラックポイント"+"快適なキーボード"という強力タッグ。もう入力デバイスで悩まなくても良いかと思われました。
しかし今年の冬はいつもよりも肩こりがひどい!ついでに首まで痛くなってしまった!
これは一体どういう事だ!
というわけで再度、入出力デバイスの模索が始まりました。

現在の入力環境

Lenovo USB トラックポイントキーボードがメインキーボードで、サブにトラックボールの Logicool TrackMan Marble を置いていますがこちらはホイールがないのであんまり使っていません。
やはりトラックポイントでマウス代わりに操作できるのが一番便利。ホイール代わりのスクロールも出来ますし。このキーボードは自宅でも使ってますし、ノートPCも同じキーボードを搭載している ThinkPad を使ってます。
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Microsoft Ergonomic 4000 を導入

入力環境を変えるために一体どうすればいいのか?まずキーボードに着目しました。
トラックポイントキーボードはとても使いやすくて良いのですが、幅が狭いのでどうしても必要以上に肩を寄せてタイピングすることになります。
と言うわけで調べてみたのが、エルゴノミクスキーボード。
人間工学に基づいたキーボードで、手や腕を自然な位置に置くことが出来るので疲れが少ないと言われています。
特殊な形状&大きさ故かいまいち流行りませんが、なかなかよさそうです。
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エルゴノミクスキーボードにトラックポイント付きの製品は存在していないので、今まで使ったことはなかったですが、今回はチャレンジしてみます。
というわけで早速購入。Amazon で \4000- を切る価格で変えるなんて良い時代です。
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まずインプレッション。
腕を自然に置くことが出来、また手のひらも緊張なく置くことが出来ます。
このキーボードを使ってみて初めて分かったのですが、普段キーボードに手を置いているだけでも結構力がはっいているようで、このキーボードに手を置くと全然力が入りません。
しかし
  1. やはりトラックポイントがないと、マウスカーソルの移動がしんどい。
  2. キーが重すぎる。キーストロークが深い。
  3. スペースキーが大きすぎる。結構使っている変換・無変換が押しにくい。
  4. 全体的にでかい。上側のキーに指が届かない。
という難点が・・・普通のキーボードを使っている方が Ergonomics にした場合、快適な入力環境が得られると思うんですが、トラックポイントキーボードが素晴らしいためか、どうも快適な入力が出来ませんでした。
せめてトラックポイントがついていれば・・・と思います。
というわけで Ergonomics 4000 はオクライリーです。

検討してみる

やはりトラックポイントキーボードは偉大な存在で、トラックポイントキーボードのメカニカルキーの打ちやすさに加えトラックポイントの操作感は素晴らしいものがあります。
ではどうするか?
そこで考えたのは、トラックポイントキーボードを右手用・左手用の2台で使ってみたらどうだ?
というわけで試してみたのがこの画像。同じキーボードを2台揃えられる人だけが出来る技です。
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2台をそのまま並べると幅が広くなりすぎて、かえって疲れてしまうのでこうやってオーバーラップさせてみると意外と良い感じ。不安定に見えるけれども、ゴム足がしっかり抑えているので滑ることもなく、キーを押したときの衝撃で下側のキーボードを押してしまうこともありません。
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意外と良い。おかしな感じだけれども使い慣れているキーボードだけ合って、ミスタイプもほとんどなく、楽な位置に手を置くことが出来ます。

さらに検討

トラックポイントキーボード2台並べもいいんですが、
それなら右手と左手で違うキーボード使ってもいいんじゃね?
と思い検討してみました。
詳細はこちら、
片手用キーボードのスレ その2
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/hard/1317827323/l50
様々な検討の結果選んだのは Logicool ゲーミングキーボード G-13 。
なんとゲーム用左手キーボード!
世の中にこういう用途のキーボードってあるんですね~。
Amazon のレビューを見てみるとゲーム以外の用途で使っている方もちらほら。
Excel のマクロを登録する方や、右手マウス・左手に Photoshop のショートカットの方などもいらっしゃいます。”手放せない” というコメントもあり期待も高まります!

Logicool ゲーミングキーボード G-13

というわけで早速 Amazon で購入 \6480- 也。思っていたよりもごついです。
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箱から出したところ。
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で、早速ドライバ類をインストール。
Logicool Gamesoftware とAutoHotKey で自分好みのキーの設定にして早速使用開始。
G13 についての詳細はこちら。
G13 Advanced Gameboard
http://www.4gamer.net/games/023/G002336/20090125001/
では簡単インプレッションです。
  1. キーが重い。キーストロークが深い。
  2. キーが位置している高さが高く、トラックポイントキーボードと差が出てしまう。
  3. キー打鍵音がうるさい。
  4. 1~5 の数値と記号入力は、AutoHotKey で Shift+Alt+QWERT 等に割り当てたら快調。
と言うわけで、Microsoft Ergonomic 4000 と同じくキーの重さがネックになってしまい、却って肩が凝る始末。G-13 もオクライリーかなぁ。

今後

キーボードやマウスの相性って直ぐに分かるんですよね。手を置いてみた瞬間に分かります。
で何故かお店で置いても分からなくて、自分の机ではよく分かるという代物。
今回購入費用で 1万円近く使いましたけれど、あっという間に結果が出ちゃうんですよね。悲しいかな、出る結果は大概ダメというもの(笑)。
しかしながら私が生きている限りこの挑戦は続きます。
次に定めた狙いは、
人間工学に基づいて設計された片手キーボード "FrogPad2"
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"人間工学" が謳われている製品で良かったものはありませんが、もうこれしかありません。
さあ 2012/5月の発売までが待ち遠しいです。

参考

マウスキーボード一体型
http://www.combimouse.com/index.htm

以上、ドルフィンシステム福島でした。

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