NI-SCOPE と戯れる (4) 波形の書き込み

前回デジタイザから波形型のデータを取得しましたが、波形関数にはファイルへの波形の保存と読み出しがあります。

波形ファイル I/O パレット clip_image001

波形保存のベンチマーク VI

ベンチマークづいている私は、この波形読み書きが一体どういうものだか、気になってしまいます。

という訳で作りました。

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ただ単に取得したデータを "ファイルに波形を書き込み" 関数につなげただけです。通常のファイル操作では、オープン・読み書き・クローズの処理を別々に行なうのですが、この関数は一つしかないので関数内ですべて行なってしまうのでしょう。

嫌な予感です。

波形保存のベンチマーク結果

以下対 RAMDISK の値です。うん遅い。

エミュレーションでデジタイザを動作させているので、CPU パワーが多少食われていると思いますがそれでも 13% 程度。うーん。遅い。

40MB/sec 程度ですか。

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遅い原因

波形をファイルに書き込み関数を開いてみると、やはりファイルオープン・クローズを毎回しているようです。

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で、波形の書き込み部分を見ると、"データログを書き込み" という関数を使って波形を書き込んでいるようです。

恐らくこの ”データログ” というものが遅いのでしょう。

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以上、ドルフィンシステム福島でした。

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