NI-SCOPE と戯れる (5) 読み込みデータの確認

前回までで、デジタイザから読み込んだデータの保存までは出来ました。

今回は読み込んだデータがどのようになっているのかを確認してみます。

データの書き込み

デジタイザから読み込む関数は "読み取り" 関数を使用し、そのデータはデータログ関数を使用してファイルに書き込みます。

恐らく一番遅い方法です。

読み取り関数は、NI-SCOPE 入門にあるように "集録開始、完了待機、データ取得を1回で行なう" 便利な関数ですが、実行時に集録が開始されるので正弦波のような連続データを取得した場合、1回目と2回目でデータが途切れるはずです。

ここではそれを確認します。

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データの書き込みは以下のようなブロックで、

  • データ収集ループ開始前にデータログファイルを開いておいて
  • データを取得したら随時保存
  • 最後にファイルを閉じて転送レートも表示

という流れです。

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特に問題なくOK。

データの読み込み

データログファイルに保存したデータの読み込みは、以下のように、

  • データログファイルを開いて
  • while ループ内で、最後のレコードに達するまでデータの読み込み
  • ファイルを閉じる

を行ないます。

このままだと連続して表示されてしまうので、一時停止して確認はブレークポイントで停止します。

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こちらも問題なくOK。

データの確認

で、データファイルに書き込まれた内容を確認です。

取得1回目clip_image005

取得2回目clip_image006

1回目と2回目の取得データの末尾と先頭を比べてみると、半周期ほどデータが抜け落ちてますね。

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当初の目的通り、データが途切れているのを確認できました。


以上、ドルフィンシステム福島でした。

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