プチプチ専用の包装テープ「NO.335PE」の剥がれやすさを試す (2)

USRP CBX と NI USRP 1.3 リリース

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CBX ドーターボード

USRP で 1.2G ~ 6GHz までの送受信が出来るドーターボードが 2013年にリリースされてました。5GHz の WiFi も見られるので早速注文。
7/7 月曜日に注文したら木曜日の 7/10 に到着しました。早い。
早速USRPの XVCR2450 と入れ替えてサンプルを起動してみるとなんだかエラー。
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uhd_usrp_probe.exe でもUnknownになっています。
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NI USRP 1.3 をインストールする

さてはと思い探してみると NI USRP 1.3 が 2014/05/22 にリリースされてました。
最近リリースされた USRP RIO 対応とSBX, CBX, WBXドーターボード、Windows 8.1対応がメインで関数が増えたとかは無いようです、が、USRP RIO のFPGAが増えたようでダウンロードサイズが 40.24MB → 570.46MB に増えました(笑)
で、インストールしてみると・・・あったあったありました。
FPGA開発サポート。
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で、今までよりも随分時間がかかってインストールが終わったら再起動がかかります。
そこでサンプルを動かしてみると・・・
なんだかエラー。よく読むとファームのバージョンが古いとのこと。
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niUSRP Open Rx Session.vi<ERR>A runtime or configuration error occurred.
Code: 1440
Details: RuntimeError:
Please update the firmware and FPGA images for your device.
See the application notes for USRP2/N-Series for instructions.
Expected FPGA compatibility number 10, but got 9:
The FPGA build is not compatible with the host code build.
Could not find usrp2_fw.bin and usrp2_fpga.bin in your images path!
As an Administrator, please run:
 

USRP2 のファームをアップ

ではではと思って NI-USRP Configuration Utility を起動してみると、こちらも新しくなってます。ステータスにアップデート必要と書かれてますね。
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ではファームのバージョンアップ。弊社の備品は USRP2 なので "USRP2 SD Card Burner" を選んで、USRP2のSDカードをPCに挿入。
ファームのパスは自動的に入力されているので、良ければ"WRITE IMAGES"をクリック。
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しばらくすると変なウィンドウが開いてメッセージが表示されました。
SDカードをUSRP2に挿入して電源投入。
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しばらくして"Refresh Devices"を押すと無事更新されたUSRP2が見えました。
ちゃんとCBXも認識してますね。
ちなみに1台のUSRPを接続しているにも関わらず、何故か2台見えるのは???
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5GHz の WiFi をモニタリングしてみる

CBXの動作確認のために 5GHz のモニタリングをしてみます。使っているチャネルをアクセスポイントで調べてみると Ch.36。
という事は中心周波数は 5000+(5*36)=5180 MHz ですね。
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で、早速弊社のキャプチャソフトで見てみると、ばっちり無線LANの信号が見えました。
サンプル数の関係でスペクトラムはよく見えていませんが、上側の時間波形はプリアンブル部とデータ部のバースト波形でしょうか?綺麗に観測できています。
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弊社のRFキャプチャソフトウェアと USRP2 を使用すると、安価なRFキャプチャ/ストレージを構築できます。
お問い合わせは是非こちらへ

以上、ドルフィンシステム福島でした。

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