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こんにちはドルフィンシステム福島です。
ドルフィンシステムがある東京 池袋西口には東京芸術劇場があります。
ここでは毎年、東京都庁への「入都式」と呼ばれる東京都への入社式が開催されます。新しく採用された都庁職員が芸術劇場前に行列を作っているのを見るたびに、新しい年度が開始したことを感じます。
ところで、前回のPCIe接続のUSRP-2954でInvalid Parameter??ですが、解決しました。
今回ご紹介する設定を行ったところ、その後は、Invalid Paramterは発生しなくなりました。
問題は何だったのか?
まずは結論から。
問題は「Windowsの高速スタートアップ」。
これはWindows8から搭載された機能で、Windows終了時のデバイスイメージを保存しておいて、次回起動時にイメージを読み込むことでデバイスドライバの初期化・ロードを時間を省略するというもの。
前回と同じハードウェア構成であれば問題なく使えるという触れ込みですが、うまくいかないときもあるようです。
そういえばLabVIEWインストール時に「高速スタートアップは無効にしてください」というメッセージが出ていましたが、有効なまま使っていました。
高速スタートアップの効果を検証
問題を解決するには高速スタートアップを無効にすればよいのですが、それだけではつまらないので高速スタートアップの効果を検証してみました。
PCにはUSRP-RIO用のPCI Expressインタフェースカードを3枚搭載しています。
高速スタートアップを有効・無効を切り替えて電源オンからログイン画面が表示されるまでの時間を計測しましたが、結果は時間差無し。
結局どちらもWindowsが起動開始してから、14秒でした。
高速スタートアップ | 有効 | 無効 |
BIOS画面表示まで | 21秒 | 21秒 |
Windows起動開始まで | 45秒 | 45秒 |
ログイン画面表示 | 14秒 | 14秒 |
環境にもよるのでしょうが、これでは高速スタートアップの必要はなさそうですね。
高速スタートアップの無効化
高速スタートアップを無効にする方法は、色々なところで紹介されていますので、割愛します。
m(_ _)m
まとめ
実は別件で、高速スタートアップが問題を引き起こしていたことがありましたが、別のPCでは有効なまま使っていました。
このようなトラブルがないようにUSRP-RIOなどのハードウェアを接続するPCは必ず「高速スタートアップを無効」にした方がよいですね。
私たちドルフィンシステムは、今回ご紹介したような失敗も繰り返しながらSDRシステムの開発を行っており、お客様の要望に応じた最適な無線システムを提案しています。
以上、ドルフィンシステム福島でした。
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