USRP-RIOをADCとして使いたい、AMも受信したい!DC~50MHzのドーターボード LFRXをUSRP-RIOで試す

こんにちはドルフィンシステム福島です。
2018年度が始まって1ヶ月余りがたちました。

例年のこの時期ドルフィンシステムでは、契約を前にした打ち合わせや調べ物、前年度のやり残し、フィージビリティースタディーや実験などを繰り返しているのですが、今年はとても忙しいです。

色々と手が足りないこともありますので、一緒にSDRのお仕事をしたい!という方は、是非問い合わせページからご連絡ください。

特に年齢などのこだわりはありませんが、一芸に秀でていて柔軟性がある方は是非。


本題です。


以前、USRPでDC-30MHzを受信するためのドーターボード”LFRX”の載せ替えを試してみました

今回は、USRP-RIOで直接サンプリングしたデータを収録してみたいと思います。

ちょっと時間が空いてしまいましたので、おさらいから。


ドーターボードLFRXとは?

USRPやUSRP-RIOは各種送受信周波数帯域に対応していますが、これは搭載しているRFドーターボードが違うからです。


USRP型番

搭載しているドーターボード名

NI USRP-2922

SBX : 400MHz4.4GHz

NI USRP-2943R

CBX : 1.2GHz6GHz

NI USRP-2954R

UBX : 10MHz6GHz


USRP開発元のEttus Reserachでは各種ドーターボードを単品で販売しており、これを載せ替えることで各種周波数帯域に対応させることができます。

LFRXドーターボードはDC~30MHzまで受信することが出来、チューナーやLOは搭載されておらず生の信号をUSRPのADCに送ることが出来ます。

これを使えば周波数帯域数百KHzのAM帯もUSRPで受信可能になります。


NI USRP-2954RにLFRXを接続する

LFRXをUSRP-RIOで使えるのかどうか?試してみます。

画像のように2954RのUBX2枚を外して、LFRXを接続。Virtual Benchで生成した1Hzの正弦波を入力します。

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NI-USRPのサンプルで中心周波数0Hzに設定してみると、ちゃんと1Hzの信号を受信しています。

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次にIDLの方で試してみます。

エラーが起こると思いましたが、ちゃんと1Hzの信号を受信することが出来ました。

ただしNI-USRPドライバのように中心周波数 0Hzでは受信できず、中心周波数を100MHzや1GHzに設定することで受信することが出来ました。


中心周波数 100MHz, サンプリングレート 10MS/s
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中心周波数 0Hz, サンプリングレート 10MS/s
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中心周波数 1GHz, サンプリングレート 10MS/s
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まとめ

USRP-RIOでもLFRXを搭載することで、DCを受信することができました。

今回は試していませんが、AMも受信することができると思います。


私たちドルフィンシステムは、お客様から寄せられる幅広い要望に答えられるように準備をしながらSDRシステムの開発を行っており、お客様の要望に応じた最適な無線システムを提案しています。

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