高いIQレート処理時は、マルチログインにはご注意。



こんにちはドルフィンシステム福島です。
東京は春らしい陽気が続き、もう春のコートはいらないくらいですね。
今日は、LabVIEWのソフトの作り方ではなくて、使い方の方をご紹介したいと思います。
いつもご紹介するのは作り方が多く作らない方には関係ない話が多かったかと思いますが、今回の使い方になりますので皆さんが参考になるかと思います。


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SDRは急速に成長を遂げている最中で、弊社にも色々な話が入ってきていて、実績も上げています。
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何故かソフトが正しく動かない

ドルフィンシステムでは、RFキャプチャシステムというものを開発販売しています。
USRPが受信したIQデータを高速にストレージに高速に保存し再生することが出来るものです。
実はこのソフトの動作がシビア。
例えば帯域幅 80MHzの場合は、400MB/sのレートで保存することになります。
そして、ちょっと別のソフトを動かしたりするとCPUが間に合わず、データの収録が止まってしまう出てしまうこともあります。
この間、RF収録ソフトを動かしていたら、
「さっきは動いていたのに、今はなぜか収録が間に合わない・・・」
そういうことが起きました。
一体何が起きたんでしょうか。
ちょっと想像してみてください。

その原因

実はウインドウズのユーザーログイン状態だったんです。

いつもはPCを起動して通常使用するユーザでログインしていますが、この時はインストール作業などをしていたので、
「別のユーザでログインした後、ユーザを切り替えた」
のです。
だからログインしているバックグラウンドで別のユーザもログインしている形です。
この場合に、収録データ落ちが発生していました。
どうもバックグラウンドで別ユーザがいると、不定期に割り込みがOSレベルで発生するようで、それが干渉し収録データ落ちになっていたようです。
バックグラウンドのユーザをログアウトしたら、問題なく収録が出来るようになりました
こういう現象は、本当に分かりにくくて困ります。特に作り手は、まず自分が作ったソフトを疑うので、あれバグか?と深読みしてしまい別にログインしているユーザまで頭は回りません。

まとめ

・シビアなソフトを動かすときは、複数ユーザでログインしない。

SDRを用いた無線システムのご要望はドルフィンシステムへ。

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以上、ドルフィンシステム福島でした。



































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