- リンクを取得
- メール
- 他のアプリ
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzhdIJ46FXTSfLffEHlO13bWY8aaHrWXleEknYnD_pmRqb5Xzk7tylYYI2qZO_ddS1mJ6pnWeXH46DKspuSR0_FdTpct56IMKB_i4j-iV616rYe21N6gGL6ZOcNVulxA0IdumFLdze5Ng/s640/%25E7%2584%25A1%25E9%25A1%258C%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597_121619_113438_AM.jpg)
前回の「NI-USRP19.5の10GbEプロジェクトをNI USRP-2954用にビルドする」では、USRP-2954Rで10GbEで実行できるようにビルドをして成功しました。
今回は実際に動かしてみます。
実行してみる
まずプロジェクトエクスプローラーから"Getting Started (Loopback Test).vi"を開いてみます。ファイル名からしてUSRP-RIO1台でループバック送受信をしそうですね。
早速実行。
あれ、エラーだ。
そうだ。FPGAビットファイル名を変えるのを忘れていました。
もともとUSRP-2955用にビルドされているビットファイルがあるので、上書きしないように2954用はファイル名を変えていたのを忘れていました。
↓前回こんなことを書いていました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizlMeROdBT_jNohAsGeYl3UgMIbmyiWiwFT3yTVV9uoLoynsI0KeMtBz_ZSXLYzgwwiD0mJaeqHQvX89e4ks2U196kob4iWkjwnBBGIlWURfHGJL0961dAoWVRrxl6CqiQVFbiA322Ujc/s640/%25E7%2584%25A1%25E9%25A1%258C%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597_121619_113423_AM.jpg)
読み込むビットファイル名はLabVIEWのプログラム的にハードコードされているので、ここはファイル名を以下のように変更します。
OpenCore TenGbE.lvbitx→OpenCore TenGbE-.lvbitx
OpenCore TenGbE-294x, 295x 200Msps.lvbitx→OpenCore TenGbE.lvbitx
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiiu49tBCBggjvYbYIL6TS70EiPPj0rICOJxWmgUG0t2l5wHWok21OYJmmMCKJiGbsocK7SPqctMM9WJ6Tm1zBB3xrq8sEguU2UBenAXPF5Eq1xf3bMoYENauuNrjYcMUCn2sVKIRoApuE/s1600/%25E7%2584%25A1%25E9%25A1%258C%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597_121619_113428_AM.jpg)
再度実行!あれ、エラーだ。
SFP+ケーブルをつなぐのを忘れてた。
以前購入しておいたケーブルを出してきてつなぎます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGKOCT_3kdEcZwyRFroHz-2PFhyphenhyphenWjoYFsAfDagd5yBkhOpcNlfy__v6atGucTC5c_lCwMUq4Iyi3HsWuvDT7xINGjcvzWjT77UiaUacIzTthJ_E0E_RImnzKqoIJpGoIcMeXs5tFac8oo/s1600/%25E7%2584%25A1%25E9%25A1%258C%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597_121619_113433_AM.jpg)
今回はループバックなので、両方の端子を接続します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgSnAKJLB7HmuWdU7SDdKdv2IGJfQCTGb6bd1UTHh6tQwVPOBQ0WDxf1hRm1U5x8wkFhRJb6xH8_g4ogjOIUIHJRqULxqcvgbCdCkVe3ypWR-1mg3EFUxbOYElGimvTs6mtJS9ThSid7xk/s1600/%25E7%2584%25A1%25E9%25A1%258C%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597_121619_113438_AM.jpg)
で実行すると、動いたー!
インクリメントデータが"RX Waveform"に表示されました。
それでも最後にエラー"-612132が出ていますね。
FPGAを閉じる関数で、「最後のリファレンスである場合、閉じてリセット」ではなく「閉じる」にすればエラーが出てません。
SFP+ケーブルを買う
SFP+ケーブルですが、私はアマゾンから購入しました。"SFP+"で検索をかけて、"10G"と書かれているものを選べばOKです。
もし心配なら、Ettusから購入して下さい。
https://www.ettus.com/product-categories/cables/page/2/
まとめ
- Getting Started (Loopback Test).viが、NI USRP-2954で動作した。
- アマゾンで購入したSFP+ケーブルでも動いた
- 確実なSFP+ケーブルはEttusから入手可能
というわけでで無事NI USRP-2954で10GbEが動作しました。
次回は、FPGAの中身を見ていきます。
2019年の、私からのメールニュースはこれが最後です。少し早いですが、皆様よいお年をお迎えください。
以上、ドルフィンシステム福島でした。
コメント
コメントを投稿