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今年は「ヒマ!」。。。というわけでは無いのですがコロナの影響が有り、開発案件の開始が遅れています。例年であれば、今期の実験に向けて打ち合わせや新規の問い合わせなどが来ている時期なのですが、今年は動きが遅いです。
年度末・年度初めの重要な時期にコロナが発生し、今後の計画や予算執行に向けた作業が滞っているようです。
皆様はいかがでしょうか?
ドルフィンシステムは今年度の予定が今のところ比較的空いております。
今年度開発を行いたいというお客様がいらっしゃいましたら、確定でなくても「計画しているよ~」というご連絡でも結構ですのでお寄せください。
今後、コロナ終息(?)とともに開発案件が徐々に増えてくる見込みです(お願いします)。
開発のご連絡はお早めに!
その一つが、データビューア開発。
データビューアとは、USRPから収録したIQデータを閲覧するためのソフトウェアです。
↓
収録したIQデータ(バイナリファイル)を開き、波形やスペクトラム表示、簡単なスペアナとして使えます。シークバーで移動することでファイルに任意の位置を見ることが出来ます。
見る位置の指定は、ファイルのバイト数に加えて時間でも指定することが出来ます(収録時のIQレートから計算)。
収録したデータの閲覧やデバッグ中のデータの閲覧など、なかなか便利に使っていたのですがいくつかの欠点があります。
その一つが複数チャネル対応。
最近MIMO等複数のUSRPからデータを収録したりすることが増えてきました。
やはり一つの時間軸上で複数のチャネルの波形を見たいですよね?
これに対応すべくデータビューアを再設計し開発しています。
下図は4ch分のファイル(4つのファイル)を開いた状態です。オシロスコープみたいですね。
通常は上図の様にIQを重ねて描画しますが、I側Q側を別個に表示することも可能です。
もちろん全チャネルを重ねることも出来ます。
上図はIQ波形ですが、スペクトラムも複数チャネルを同時に表示する予定です。(スペクトラムを並べたり重ねたり出来る予定)
1ch目は先頭から、3ch目は5秒目という風に時間的にずれている波形を同じ時間軸上に表示可能です。
別々のアンテナに時間差で来た波形の先頭を合わせて表示することが出来ます。
読み込みサイズもチャネル毎に変更可能。
このチャネルは1m分表示とこちらは500u分表示ということも出来ます。
それぞれのチャネルのIQレートが違う場合でも、サンプルを補完して同じ時間軸上に表示可能です。
下図の2ch目はだけIQレートが1/10になっていますが、同じ時間軸上に表示しています。
1. RF収録ソフトで収録
2. データビューアでファイルを指定し開く
という手数が必要です。
これらの自動化するために新しいデータビューアは、
1. RF収録ソフトがデータを保存するフォルダを監視する
2. 新しい収録データが保存完了したら自動的に開く
という自動オープン機能を用意します。
これもムダな動きなので、予め指定したスレッショルドを超える位置まで自動的に移動する機能を付けようと思います。
信号がある事を判断する基準は、RSSIに限らず占有帯域幅などでも良いと思っています。
WiFi信号のプリアンブル検出をして詳細な情報を表示することなどが出来ればと思っています。
開発の仕事が本格化すると時間が取れなくなりますので、今のうちに頑張って6月中には仕上げたいと思います。
ご要望・お問い合わせがありましたら、メールか以下のお問い合わせフォームからご連絡ください!
お問い合わせ
http://www.dolphinsystem.jp/contactus/
以上、ドルフィンシステム福島でした。
年度末・年度初めの重要な時期にコロナが発生し、今後の計画や予算執行に向けた作業が滞っているようです。
皆様はいかがでしょうか?
ドルフィンシステムは今年度の予定が今のところ比較的空いております。
今年度開発を行いたいというお客様がいらっしゃいましたら、確定でなくても「計画しているよ~」というご連絡でも結構ですのでお寄せください。
今後、コロナ終息(?)とともに開発案件が徐々に増えてくる見込みです(お願いします)。
開発のご連絡はお早めに!
今は何をしているのか?
今年はヒマとは言っても仕事がゼロというわけではなく、いくつかの打ち合わせや開発をしつつ、忙しいときには出来ないことをしています。その一つが、データビューア開発。
データビューアとは、USRPから収録したIQデータを閲覧するためのソフトウェアです。
↓
収録したIQデータ(バイナリファイル)を開き、波形やスペクトラム表示、簡単なスペアナとして使えます。シークバーで移動することでファイルに任意の位置を見ることが出来ます。
見る位置の指定は、ファイルのバイト数に加えて時間でも指定することが出来ます(収録時のIQレートから計算)。
収録したデータの閲覧やデバッグ中のデータの閲覧など、なかなか便利に使っていたのですがいくつかの欠点があります。
その一つが複数チャネル対応。
最近MIMO等複数のUSRPからデータを収録したりすることが増えてきました。
やはり一つの時間軸上で複数のチャネルの波形を見たいですよね?
これに対応すべくデータビューアを再設計し開発しています。
複数チャネル対応
複数のファイルを一度に開いて一つのグラフ上に並べて描画します。下図は4ch分のファイル(4つのファイル)を開いた状態です。オシロスコープみたいですね。
通常は上図の様にIQを重ねて描画しますが、I側Q側を別個に表示することも可能です。
もちろん全チャネルを重ねることも出来ます。
上図はIQ波形ですが、スペクトラムも複数チャネルを同時に表示する予定です。(スペクトラムを並べたり重ねたり出来る予定)
柔軟な時間対応
それぞれのチャネルの描画位置もずらして表示可能です。1ch目は先頭から、3ch目は5秒目という風に時間的にずれている波形を同じ時間軸上に表示可能です。
別々のアンテナに時間差で来た波形の先頭を合わせて表示することが出来ます。
読み込みサイズもチャネル毎に変更可能。
このチャネルは1m分表示とこちらは500u分表示ということも出来ます。
それぞれのチャネルのIQレートが違う場合でも、サンプルを補完して同じ時間軸上に表示可能です。
下図の2ch目はだけIQレートが1/10になっていますが、同じ時間軸上に表示しています。
自動化
データビューアにも「働き方改革」の波が押し寄せてきました。効率的にデータを確認することが出来れば開発や実験も効率的に進みます。そこでいくつかの自動化機能を実装します。収録したファイルを自動的に読み込む機能
RF収録ソフトで収録したデータを確認する場合、1. RF収録ソフトで収録
2. データビューアでファイルを指定し開く
という手数が必要です。
これらの自動化するために新しいデータビューアは、
1. RF収録ソフトがデータを保存するフォルダを監視する
2. 新しい収録データが保存完了したら自動的に開く
という自動オープン機能を用意します。
ピーク検出して移動
収録したデータの先頭部分は無信号状態である事が多く、信号が出てくる場所まで手動で移動しています。これもムダな動きなので、予め指定したスレッショルドを超える位置まで自動的に移動する機能を付けようと思います。
信号がある事を判断する基準は、RSSIに限らず占有帯域幅などでも良いと思っています。
信号解析機能
今、実装する予定は無いのですが信号解析機能が実装出来るような柔軟な設計にしています。WiFi信号のプリアンブル検出をして詳細な情報を表示することなどが出来ればと思っています。
まとめ
今福島は新しいデータビューア実装に取りかかっています。開発の仕事が本格化すると時間が取れなくなりますので、今のうちに頑張って6月中には仕上げたいと思います。
ご要望・お問い合わせがありましたら、メールか以下のお問い合わせフォームからご連絡ください!
お問い合わせ
http://www.dolphinsystem.jp/contactus/
以上、ドルフィンシステム福島でした。
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