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こんにちはドルフィンシステム福島です。
ドルフィンシステムの二人はNIの認定資格"CLD"を保有しています。
"LabVIEW開発者"という中位のLabVIEW認定資格です。
この試験は、4時間の実技試験(仕様通りのプログラムをLabVIEWで組む)をパスすると取得でき、以後3年毎に更新試験を受けます。更新試験は40問選択式の試験で、コロナ前はNI本社や外部試験場にて受験していました。
コロナがあってからオンラインでも受けられることになり、今回更新試験を受けるタイミングになりましたので、オンライン試験を受けました。
オンライン試験はexamityというオンラインサービスを利用して受験します。
examityはNI認定試験以外にもアメリカの各種資格を取得する際のオンライン試験としても活用されているので、IT関連でもベンダー資格などで利用されているようです。
慣れないインド英語で試験官の指示に従うのは、色々と大変でした。。。
今回はその顛末をご紹介します。
流れ
まずオンライン受験までの流れをご紹介します。
機材の準備
- テレカンファレンスが出来るノートPC等(カメラ、マイク、スピーカーが必要)
CLD更新試験の申し込み準備
- NIのトレーニング担当にメールしてこれらを行います。
- バウチャー(パートナー割引)の取得、試験方法の確認、過去問の取得、請求書払いの場合はクレジットを購入
CLD更新試験の申し込み
- NI認定プログラムのページからexamityに遷移し、以下を行います。
- 個人情報の入力 : 氏名の入力や、パスポート画像のアップロード、秘密のパスワードの入力
- 試験日を決めて、支払(カードの場合)
動作環境の確認
- ブラウザやネット環境、Webカメラ、マイク、スピーカーが動作しているかチェックするページで確認します。
試験当日
- 試験当日はChromeでexamityにアクセス。
- 試験官にZoomで接続し、デスクトップを共有し、試験官に身分証の提示、動作環境の確認、注意事項の確認、受験環境の確認(PCのWebカメラで周囲を映す)
- 受験
となります。
必要なものと知識の準備
以下の機材などが必要です
- パスポートもしくは運転免許証
- Webカメラ、スピーカー、マイク付きのノートPC(もしくはデスクトップPC)
- 鏡かスマホ
パスポートは身分を証明するために必要です。日本の運転免許証でも受けられますが、パスポートの方が試験官がすんなり通してくれます。
オンライン試験は、ブラウザでexamityにアクセスし試験に回答するという形で行いますが、その様子を試験官に見せるためにzoomで接続しデスクトップを共有しておきます。また試験中にカメラで様子を映しておく必要もあるので、ウェブカメラやマイクとスピーカーが必要です。
ノートPCのキーボードに細工をしていないかどうかをノートPCのカメラで見せるために、鏡か、スマホが必要です。
試験当日に試験官に、ブラウザのポップアップブロックをオフ、拡張機能をすべてオフにするように求められるので、お使いのブラウザでの設定方法を確認しておきます。
CLD更新試験を申し込み準備
CLDは3年毎に更新試験を受ける必要がありますが、資格がいつ切れるか連絡はありませんので自分で把握しておく必要があります。
私はカレンダーに3年毎の繰り返しリマインダーを設定しておいて、更新前に通知が来るようにしています。
この通知が来たらNIのトレーニング担当にメールを入れて、NIパートナー割引のバウチャーを入手したり、試験方法や最新の過去問等変更がないか問い合わせをしています。支払はカード払いも出来ますが、請求書払いにするときはトレーニング担当からクレジットを購入して受験します。
CLD更新試験を申し込む
CLD更新試験の申し込みはオンラインで行います。まず以下の日本NIの認定プログラムのページに行きます。
https://www.ni.com/ja-jp/shop/services/education-services/certification-program.html
下にスクロールして自分が取得・保持している認定試験をクリックします。
私はCLDを取得していて更新試験を受けるので、CLDをクリックします。
CLD受験のダッシュボードに遷移します。
このページに試験の概要や過去問などのリンクがありますが、英語版だけです。
日本語版はNIトレーニング担当から入手します。
スクロールして"Schedule or Manage~"をクリック
ログイン画面が表示されるのでNIアカウントでログインします。
examityのサイトに遷移します。
このサイトのブックマークをデスクトップ上にでも作成しておくと、当日慌てなくて良いです。
ここで3つの要求事項を記入・アップロードします。
ここからいくつか項目を入力しますが、英語で入力します。
日本語で入力しても通ってしまいますが、受験時に英語で入力することが問われるので、英語で入力します。
Time Zone
Account Information→Edit→名前とTime Zomeを選択しSaveボタンを押す
デフォルトでは漢字で入力されているようで文字化けしている場合は、名前はローマ字で入力しなおします。
名前のローマ字は、パスポートと同じにしておきます。
examiSHOW
持っていればパスポートの顔写真のページをアップします。
私は手元に運転免許証しかなかったので表面を撮影してJPEG画像をアップロードしました。
後から面倒なことになるのでパスポートの方が無難です。
examiKNOW
3つの秘密の質問を選択し入力します。
まともに答えてしまうとソーシャルハッキングでばれる(卒業した小学校の名前は?という質問にまともに答えるとFacebookの情報でばれるなど)ので、私は私だけが知っている適当な選択肢と回答にしています。
回答は日本語(2バイトコード)も入力できますが、英語で入力します。
後日受験する際にここで設定したパスワードを入力しますが、1~3のどれかが提示されます。
1, 2, 3の順番で出されるわけではないので、ちゃんとメモをしておきます。
必須事項の記入が終わりました。
次に試験日を決めます。Schedule Examをクリック。
Certification Nameで受験する試験を選択し、Exam Languageで受験する言語を選択します。
今回の私の場合は、
- Certified LabVIEW Developer Recetification (CLD-R)
- CLD-R Japanese
を選択しました。
受験する試験を選択するとカレンダーが表示され、翌日以降で受験する日時を選択できます。
予約した試験の24時間前ならキャンセルやリスケが可能です。
日付と時間を選択し"Schedule"ボタンを押下し日時を確定します。
NIから事前にバウチャーをもらってたら、入力し Applyボタンを押下します。
Nextを押します。
支払方法を選択します。私はカード払いにするので、カード情報を入力し"Review Your order"を押下します。
Buy Nowをクリック
これで試験の予約は完了!
もし日程変更する場合は"Reschedule/cancel"から可能です。
支払いが済むと、直ぐにメールが来ました。
領収書(Invoice)がPDFで添付されてきます。
ほぼ同時にexamityから試験の注意事項のメールが来ました。
試験当日は記載されているルールに基づいてチェックが行われる(後述)ので熟読しておきます。
試験当日までに行う準備
使用するPCが適合しているかどうかをチェックします。
examityの"Start Exam"から"Check"をクリックします。
何度リロードしてもChromeでカメラとマイクがreadyになりませんでしたが、EdgeならOKでした。
ただし試験官によってはEdgeではダメという方もいるようなので、念のため両方で動作確認をしておくと良いでしょう。
ちなみにZoomでカメラ、スピーカー、マイクが使える環境なら動作上は問題ありません。
オンライン試験を受ける(当日)
オンライン試験の15分前から試験官に接続が可能です。
examityのページにアクセスし、"Start exam"→ConnectをクリックするとZoomが起動し試験官に接続されます。Zoomが起動したら新しいバージョンへの更新が入りましたので、早めに試験官に接続しておくと良いですね。
接続が完了したら試験官はインドの方でした。
ここから先は英語でコミュニケーションをとりますが、私の英語力では英語の訛りがきつく聞き取れないことも多かったです。このときはZoomのチャットで質問事項を書くと返事を書いてくれますし(一応)、自動翻訳された日本語で送ってくれることもありました。が全然聞き取れないことも多く、とんちんかんなことをしていました。
以下、試験官に促されながら、行います。
- Zoomで画面共有をして試験官に画面を見えるようにします。
- ブラウザのポップアップブロックをオフ、拡張機能をすべてオフにします。
- Windowsタスクマネージャを起動し簡易表示にする。他のプログラムが起動していないか確認。起動していたら終了させます。
- ウェブカメラに運転免許証を見せる。パスポートを要求されたが免許証しか手元にないと伝えたら、試験官が離席し運転免許証で良いか確認していた。パスポートの方がすんなり通してくれルと思います。
- 指示され、運転免許証の名前を有効期限を見せた。
- 秘密のパスワードを入力します、3つのうちランダムに一つ出るのでちゃんと覚えておくこと。
- 本人確認→名前の確認を口頭で確認
- 机の上と周りをPCカメラで見せる→ものがないことを確認する。
- 試験官が注意事項を口頭で述べるので、口頭で答えます。注意事項は事前にexamityから送られてくるメールに書かれています(下記参照)
Standard Rules
- Alone in room
- Clear Desk and Area
- Connected to a powersource
- You may not use your phone or smartwatch during the exam.
- No dual monitors
- No leaving seat
- No talking
- Webcam, speakers, and microphone must remain on throughout the test.
- You are allowed to use headphones throughout the duration of the exam.
- 他にだれもい居ない事を確認するためカメラで周囲を映すように促されます。
- PCは電源に繋がっている事を確認
- デュアルディスプレイではない事を確認
- モニターがある場合は、電源オフか確認
- キーボードに細工をしていないか確認。鏡かPCのキーボードを写してキーボードに細工していないか見せる。スマホのカメラアプリを起動しフロントカメラでも良い。私はスマホで行った。
- スマホを別の部屋に置いてくる
ここまで出来たらようやくテスト開始です。ブラウザがテスト画面に切り替わります。
「テストを提出」をクリックするか制限時間に達したら完了です。
お疲れ様でした。
今までのCLDではテスト完了時に合不合が画面に表示されましたが、今回は何も表示されませんでした。
ちょっと心配になります。
テスト結果
2023/06/02 に受験し、2023/06/03に結果がメールで来ました。無事合格です。
2023/06/09にNIからメールが来ました。
今度のメールには、点数とNI発行の合格証が添付されていました。
以上、ドルフィンシステム福島でした。
こちらも参考に
https://www.togetheraba.jp/post/abatexam
https://groups.google.com/g/info-labview-j/c/pX7D5ojWv-0
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