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こんにちはドルフィンシステム福島です。
前回、USB給電で駆動する出来るLNAやフィルターなどの小物をご紹介しました。
前回 : これは便利!USB給電で使えるLNA
今回はドルフィンシステムで常用している取り回しの良いSMAケーブルをご紹介します。
SMAケーブルは色々と発売されていますが、どのようにして選んでますか?
今まで使っているから、国内製だから・・・色々と理由はあると思いますが、取り回しの良さならこのケーブルが一番です。
Tholabsのケーブル
ドルフィンシステムで常用しているのはTholabs(ゾーラボ)のケーブル。
ゾーラボはアメリカの会社で主に光学系の実験器具を取り扱っていますが、SMAケーブルや光ケーブルも取り扱っています。日本支社でSMAケーブルの在庫を保有しているので納期が比較的早めです(在庫があれば1週間、なくても3週間程度)。
長さの種類が豊富で約3m, 2m, 1m, 60cm, 30cm, 15cm, 7cmがあります。
ドルフィンシステムでは各種用意して、必要に応じた長さのケーブルで実験をしています。
15cmのケーブルなら、USRPの4chに4分配がちょうど(ギリギリ)
30cmのケーブルを使うと余裕を持ってすっきりと配線が出来ます。
短いケーブルを用意しておくと作業場所がぐちゃぐちゃにならず綺麗な環境を維持できます。
ケーブル自体がとても柔らかいので取り回しが凄く良いです。
硬いケーブルだと軽いUSRPが浮き上がってしまうことがありますが、柔らかいケーブルならこういうことはありません。
ミニサーキットの硬いケーブルで浮きあがったUSRP B200mini
ミリ波のモジュール接続にも使うことが出来る、DC~40GHzや~50GHzのケーブルもあります。
マイクロ波ケーブルのページ
https://www.thorlabs.co.jp/newgrouppage9.cfm?objectgroup_id=9827
ユウエツ精機のケーブル
ドルフィンで使っている次のケーブルは、ユウエツ精機のケーブルです。
ミスミで取り扱っているので入手性◎
ドルフィンシステム創業2年目位から使用していますが問題なく耐久性も抜群。太くてもしなやかで取り回しも十分なおすすめのケーブルです。
右のTholabsのケーブルでも不都合はありませんが、ユウエツ精機のケーブル(左)は、SMAコネクタとケーブルががっちり固定されていて安心感があります
https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/110500037150/
まとめ
というわけで今回はSMAケーブルを紹介しました。
以前紹介したワンタッチSMAコネクタと一緒に使うと、結線も素早く行えて便利です。
是非、検討してみてくださいね。
↓
SMAケーブルの挿抜を最適化する
http://mikioblog.dolphinsystem.jp/2018/06/sma.html
以上、ドルフィンシステム福島でした。
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