ご来場いただいた皆様方には御礼申し上げます。
NI DAYSの前日は展示会の準備があり、NIパートナーが集まるパートナーDayにも参加しました。
NI の1年間の取り組みやアップデート、その他新製品の紹介などが行われました。
今年目玉は、NIのAIエージェント"Nigel"のデモ。
今までのNigelはチャットで質問に回答してくれたり簡単なコード補完が主な機能でしたが、今後さらに機能が充実したAIエージェントとして動作していくようです。今後はInstrumentStudioやTestStand等のアプリをNigelが支援することで、人間がLabVIEWコーディングをしていくという従来型の開発ではなく抽象度の高い開発手法が提供されていく、そのような未来を垣間見ることが出来ました。
これぞAIの正統進化系と思いました。
USRP B310の実機展示
先日のブログ USRP B310新登場か!? で取り上げたUSRP B310ですが、NI DAYSの会場で新製品発表が行われました!
NI DAYS当日に会場で発表されると知らなかったので、驚きました。
また実機展示もあり、Jetson AGX OrinとB310が組み合わされAI Spectrum Sensingのデモが行われていました。
B310は、Thunderbolt版とPCIe版があり、内蔵型に加え今までのBシリーズのようにケーブルでPCと接続するバリエーションも用意されています。
このB310の製品ページは以下の2つですが、個人的にはその下のEttusによる紹介記事を読むと、B310の目的とターゲット、意気込みがよく分かります。
USRPもAIに本格的に寄せてきたな、そう思わせる製品コンセプトと仕様です。
実はB310にはThunderbolt版とPCIe版以外にも「OEM版」が用意されています。
これはサーバーやAIエッジ端末のような筐体に組み込んで出荷するためのバリエーションで、B310が組み込まれたAIエッジデバイスのような想定がされているようです。
2x2で80~90万円程度とお手頃の価格や、最大4台のB310を同期させて8x8構成に出来るという玄人好みのスペックでもあり、今後普及していくことが予想されます。
「ギュられる」
先日NHKニュース「おはよう日本」で「ギュられる」という言葉を取り上げていました。
ギュられる=シンギュラリティにやられる=AIに取って代わられるという意味で、最近聞くことになった言葉です。
ニュースの中では事務職から転身するため寿司職人学校に入学する人が増えた、という事が伝えられていました。
紹介されていた中で注目したのは、
- 教育系ウェブライターだった方が今年に入って収入が1/3になった。
- ウェブ編集者だった女性は、画像作成など今まで自分には出来なかった作業にAIを活用することでページビューが数倍?に増え、収入も大幅アップ
という話です。
AIをどう使うか、どのようなスタンスでいるべきか、AIへの関わり方によって対照的な結果が出ていると感じました。
つまり今までの作業をしている仕事ではAIに取って代わられる、抽象度の高い仕事にシフトしないといけない、ということが如実に現れていたということです。
AI感度と実感の差が凄い
NI Daysの前日に開催されたパートナーDAYの最後にグループディスカッションが行われました。
会場で近くに座っている人数名+NI社員で "AIについて語り合う" ものでした。
現在のドルフィンシステムでは人間が要件定義・設計判断・実機検証を行いコーディングの大部分はAIが実行する体制に移行しましたが、私個人は率直に言って世の中から出遅れているな、という感じを持っていました。しかしグループディスカッションやその後の懇親会で話をしてみると、実はそうではなくAIを「質問する程度」にしか使っていないという方が多かったのです。
これにはびっくりしました。
今まで私が時間を掛けて調査し、設計し、実装し、テストをしていたことを、AIがあっという間に進めてしまう。さらに私が手掛ける以上の品質を低コストに実装してしまう。その衝撃をまだ受けていない人がいることが分かりました。
会社がAIを本格的に導入するのは時間がかかるので、ChatGPTかClaudeをまずは個人で課金して使い倒して、フロンティアAIの実力を個人的に確認することを福島はお勧めしています。
SDRの世界もどんどんAI化していっている最中
SDRの開発現場でもどんどんAIの活用が進んでいます。
受託開発の仕事も大幅に変化するのは目に見えています。
ドルフィンシステムのような小さな会社にとっては、AIはチャンス。
これからの数ヶ月間は、仕込みの時間になりそうです。
以上、ドルフィンシステム福島でした。



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