- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
概要
こちらの記事でGPIO Expansion Kitを使用してUSRP-RIOフロントパネルにある AUX I/Oコネクタからスタートトリガを入力する方法を紹介しました。
参考
USRP-RIOでフロントパネルのAUX I/Oコネクタから外部トリガを入力し送受信開始タイミングを同期させるテスト
問題なく"Digital Edge"で同期することが出来るのですが、GPIO Expansion Kitを購入する必要があります。そのため手軽とは言えません。
ここではGPIO Expansion Kitを使わずに、USRP-RIOリアパネルのPPS IN端子に入力したスタートトリガで送受信を開始する方法を紹介します。
FPGAの修正
LabVIEWのサンプル Simple USRP Streamingを作成すると、以下のようにプロジェクトエクスプローラにFPGAのソースコードも登録されます。
この中からStart Trigger.viを探して開きます。
ブロックダイアグラムを開くと、以下のようになっています。
以下の画像の"AUX I/O 0"となっている箇所が、GPIOのピンからの入力であることを指し示しています。
これをPPS INに変えてしまえば良いです。
このように"PPS Trig In"を選択することで、GPIOからの入力ではなくPPS Inからの入力をトリガとして使用することが出来ます。(代わりにGPIOからのトリガ入力は使えなく==反応しなくなります。)
あとは、
- FPGAをビルドして
- USRP-RIOリアパネルのPPS Inにトリガを入れて
- ソフトの設定を"Digital Edge"にすれば
リアパネルのPPS Inをスタートトリガとして使用することが出来ます。
以上、ドルフィンシステム福島でした。
コメント
コメントを投稿