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こんにちはドルフィンシステム福島です。
Linux版 LabVIEWでSDR開発を試すシリーズの第3弾です。
前回はUSB 3.0デバイスが使用できる仮想PCソフトウェア VirtualBoxに、Ubuntu Linux 22.04をインストールし、必要な設定を行いました。
今回は、Ubuntu LinuxにLabVIEWをインストールしてみます。
【前回】Linux版 LabVIEWでSDR開発を試して見る (2) Ubuntu LinuxをVMにインストールする
http://mikioblog.dolphinsystem.jp/2022/05/linux-labviewsdr-2-ubuntu-linuxvm.html
Ubuntu LinuxにLabVIEWをインストールする
ではLabVIEWをインストールしていきます。
インストール方法は以下のページに書かれていますが、Linuxに慣れているユーザを想定して細かいことは書いていません。念のためステップバイステップで解説していきます。
Install LabVIEW on Linux Operating Systems
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA03q000000YGwsCAG&l=ja-JP
VirtualBoxでUbuntu 22.04を起動した後、設定を開き、ストレージ→コントローラーIDE→光学ドライブの選択アイコンをクリックして、ダウンロードしたLabVIEWのISOファイルを選択します。
Linux版LabVIEWは前々回でダウンロードしたものです。
するとISOが自動的にマウントされます。
もしマウントされない場合は、先ほどISOイメージをマウントした光学ドライブの選択アイコンをクリックして「仮想ドライブからディスクを除去」を選択し、一度マウント解除します。再度光学ドライブの選択アイコンをクリックして、ダウンロードしたLabVIEWのISOファイルを選択するとマウントされます。何度か試して見てください。
ちなみにマウント先の確認はmountコマンドで行います。
$ mount
~中略~
/home/dolphin/work/lv2021SP1community-linux.iso on /media/iso type iso9660 (ro,relatime,nojoliet,check=s,map=n,blocksize=2048,iocharset=utf8)
インストール方法は、マウントしたISOイメージがLabVIEW Community EditionとLabVIEW Professional Editionで違うので、両方解説しておきます。
LabVIEW Community editionの場合
先ほどマウントしたISOイメージは /media/ユーザ名/2021LVLinProにマウントされているので、移動します。
$ cd /media/dolphin ←ユーザ名に置き換える
$ cd 2021LVLinPro
次に以下のコマンドを実行してインストールを行います。
$ sudo ./INSTALL
途中に質問されますが、内容を確認してyを入力します。
完了しました。
後述の方法でLabVIEWを起動するとアクティベーションダイアログが開きます。"Active~"ボタンを押すとブラウザが開きますので、NIユーザープロファイルでログインしてアクティベーションを続行します。
LabVIEW Professional editionの場合
LabVIEW Professional editionではマウントしたISOイメージ内に更にISOイメージががあるのでマウントします。
ファイルマネージャで、2021SP1LV-LMPro/LabVIEW/LinuxにISOファイルがあるので、右クリックで「ディスクイメージマウンターで開く」を選択してマウントします。
$ sudo mkdir /media/dolphin/lvmount
$ sudo mount -t iso9660 -o ro /media/dolphin/2021SP1LV-LMPro/LabVIEW/Linux/lv2021SP1pro-linux.iso /media/lvmount/
マウント先にINTALLスクリプトがあるので実行してインストールします。
$ cd /media/lvmount$ sudo ./INSTALL
途中に質問されますが、内容を確認してyを入力します。
完了しました。
起動する
インストールが完了したら、起動してみます。
スタートボタンを押下してlabviewと入力するとアイコンが表示されるはずです。
無事起動しました。
まとめ
特にまとめることはないのですが、ISOイメージのマウントのところでトラブルが無ければ、あとはすんなりいくはずです。LabVIEW Community Editionの場合は、事前にNI アカウントを作成しておくと楽です。
以上、ドルフィンシステム福島でした。
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